フランクフルトの次はスイスのベルンへ!小さな街の中に観光スポットがぎゅっと詰まっていました。一日街歩きして観光するのにぴったりです。
ベルン大聖堂【オススメ】
街の中心部にそびえたつ、巨大なゴシック建築の大聖堂です。あまりに大きすぎて、全体をカメラに収めることができませんでした💨
正面入り口には「最後の審判」のレリーフが彫り込まれています。なんでも234体もの像が彫られているらしくて、あまりの精巧さに度肝を抜かれます。
さらにベルン大聖堂の塔には上ることができるんです!高いだけあって、てっぺんからの眺めは最高です!中世の雰囲気を残した家々も可愛いし、街を取り巻く川や緑の美しさも見逃せません。ただ、階段で途方もなく長い道のりを登ることになるので、覚悟が必要です💨
こっそりオススメしたい絶景ポイントが、大聖堂の裏の公園です。ここでもベルンの家々と自然との調和を堪能することができます♡ 大聖堂はどうしても階段がキツいので、お子様連れやお年寄りの方はぜひ公園で一休みしながら景色を楽しんでください。
アインシュタインの家
ベルンにはアインシュタインが3年間過ごした家があり、観光スポットになっています。このベルンで、かの有名な特殊相対性理論の研究を進めていたのだそうです!建物にはあまり派手な看板などはなく、家々の並びに溶け込んでいるので、よく地図を見て目を皿にして探してやっとたどり着きました。
アインシュタイン一家が使っていた家具が、当時の状態そのままで保存されています。
他、アインシュタインの写真や資料なども展示されています。また、彼の一生をまとめたビデオも上映されていました。アインシュタインと聞くと遠い外国の人のようですが、実は彼は何度か日本を訪問していたようで、その光景も映像で流れてちょっとうれしくなりました。また、アインシュタインは原爆の歴史ともかかわりをもつ人物です。彼はナチスドイツへの対抗手段としてアメリカに原爆の研究を始めるよう進言し、しかしその原爆が日本に落とされ、戦後は一貫して核兵器や核戦争の廃絶を訴えたそうです(たぶん)。色々なところで日本とご縁がある人物で、目から鱗でした。
クマ公園
そもそも「ベルン」という街の名前は、クマを由来としています。英語なら「Bear」、ドイツ語なら「Bär」、たしかにベルンっぽいですよね。街の端の方にクマ公園があり、何頭かクマさんを見ることができます。写真に写っているのはFinnくん。フィンランドのヘルシンキで生まれたから、母国の名前をとって「フィン」と名付けられたみたいです。穏やかでお風呂に入るのが好きだそうです♡
クマ公園のすぐそばを川が流れていて、いい感じの風景です!
ローズガーデン【オススメ】
クマ公園の近くの坂を上っていくと、ローズガーデンがあります。
ベルンを訪れたのは九月で、標高の高いスイスはすでに長袖なしでは外を歩けないくらい涼しかったのですが、まだまだバラは咲いていました。
そして何より、坂を上り切ったところにあるので眺めが素晴らしいのです!川に囲まれた旧市街を一望することができます。欲を言えば晴れた日に行きたかったなあ💨
おまけ
アーティスティックわんちゃん
街のあちこちにアーティスティックな犬の像がありました。真ん中の赤い犬が一番スイスっぽくて好きだなあ。
偽ドナルドダック
クマ公園で見つけた、ラリった顔つきのドナルドダックです。スイスにもパチモンあるんですね。
ハイジの牛乳
スイスといえばハイジ!ということで、ベルンでもハイジのお土産がたくさんありました。スーパーに行くと、ハイジ印の牛乳やチーズがたくさん!
ちなみに、スイスの物価はめちゃ高いので、なるべく外食せずスーパーでパンやチーズやパスタなどを買うのが節約のコツだそうです。