ベルン市庁舎祭りで中世ファンタジーの世界観を堪能!<Bern Rathausfest>

私がベルンを訪れた2017年9月9、10日は、ちょうどRathaus Festival (市庁舎祭り)と重なっていました。どうやらこのお祭りは毎年開催しているものではなく、2017年が市庁舎の600周年目だったために行われたようです。どうやら私は本当にラッキーだったみたい!ということで、Rathaus Festivalの記録を載せておきます。

Rathaus Festival – Bern 1417 - Rathaus (Town hall) - Canton of Bern

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ベルン Rathausfest の隊列飛行

最初に異変に気付いたのは頭上を飛行機が隊列を組んで通り過ぎて行った時でした。今思えばお祭りの企画の一つだったのですが、この時点ではまだお祭りの存在を知らなかったため、テロか戦争が勃発したのかと震えました。笑

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ベルン 武器屋

その後旧市街の方へ行くと、物騒な武器屋がたくさんありました。…それにしても武器古くない!?この辺で今日がお祭りなのだとやっと気が付きました。ドラゴンクエストに出てきそうな剣だったり、勇者とか旅の人が持っていそうな古びた皮の水筒だったりが売っていました。

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ベルン 中世の格好をした人たち

街には中世風の格好の人がたくさんいて、見世物をしています。左のお姉さんはシスターさん?でもお鍋によく分からない液体を流し込んでいて、魔女のようにも見えます。右のお兄さんは周りに集まった見物客にドクロを見せて歯がどうとか言っていました。

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ベルン 熟練の鍛冶職人

武器ばかりでなく、アクセサリーなどの小物も売り出されていました。一番気になったのがこのおじさんのお店!髭をたくわえた、ちょっと気難しそうなおじさんが目の前で金属をたたいて加工しています。アニメや漫画でしか見たことなかった…ほんとにこんなおじさんいるんですね!今にも『指輪物語』とか始まっちゃいそうな指輪などが出来上がっていました。

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ベルン 中世の女性たち

他、染物や織物の商人もいました。井戸で洗濯をしている人もいて…これは商売なのか、コスプレなのか、どちらなんでしょう?なんにせよ、中世の女性たちを見ているかのような気分です!

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ベルンの錬金術師

こちらの男性、なにやら怪しげな液体とガラス容器を前にしています。後ろの看板に書いてある「Der Alchemist」は錬金術師という意味です。実際には金を作るのではなく、子供向け科学実験をしているようでしたが、そうであっても生で”錬金術師”を見られる日が来るなんて思っていませんでした💨 

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ベルン 中世の人々

こちらはお酒を座って飲むことの出来る休憩スペースです。中世の格好をした人がおすぎて、ギルドか何かみたいになっています。私はHonigwein(ハチミツワイン)をいただきました。とっても甘くてジュースみたいにぺろりと飲んじゃいました♪甘口ワイン大好きなのです。

写真を撮り損ねてしまいましたが、中世の町人や騎士の格好をした人の中に、一人だけジャック・スパロウがしれっと紛れ込んでたのが面白かったです。カリブ海は遠すぎるでしょー

日本のお祭りとは一味も二味も違うフェスティバルを堪能出来てよかったです♪素敵な旅に感謝感謝です。