ドイツに来たら、グリム童話の舞台を一つは訪れたいと思っていました。今回はルート的にブレーメンになら行けそうだったので、やってきました。街にはブレーメンの音楽隊がたくさん!!また、ハンザ同盟で繁栄した海上貿易都市としての一面も見ることができました。
市庁舎
市庁舎ツアー
この街で一番行ってよかったと思うのがこの市庁舎ツアーです。市庁舎のすぐ近くにあるインフォメーションセンターにて、時間の確認やツアーの予約を行うことができます。何気にFree Wi-fiスポットなのも嬉しい♪
市庁舎の中へ入り、二階へ上がると、天上に吊るされた巨大な物体が目に入ります。じつはこれ、クジラの顎の骨なのだそう!!
さらに大会議室には船の模型がずらりと吊るされていました。また、壁にはカジキマグロの絵画が飾ってあったり、海上貿易で栄えた都市だけありますね!海賊王目指したくなります。
壁や暖炉など、いたるところが黄金で作られた”黄金の間”です。立ち入り禁止ですが、写真だけ撮らせてもらえました!
もう一つ大きな部屋の天井を見ると、ブレーメン市の紋章である鍵のマークが!ガイドさんがこうした細かい装飾についても説明してくれるので、聞いてて楽しかったです。
ブレーメンが交易で獲得した品物の中に、日本の細川人形も展示されていました!こんなところで日本文化に出会えると思っていなかったので、ちょっと嬉しかったです。日本とドイツと、とっても離れているのに、海を越えてここまでやってきたんですね。
ローランド像とブレーメンの音楽隊
市庁舎の周りにこれらの有名な像があります。ローランド像の方は世界遺産らしいです。ブレーメンの音楽隊の像は、ロバの両足を触ると願い事が叶うらしく、みんなが触るので足が金ピカに輝いています。
聖ペトリ大聖堂
旧市庁舎のお向かいの教会にも行ってみました。バラ窓とシャンデリアが綺麗で、とても素敵な雰囲気です。
ブレーメンの市の紋章であるカギは、この都市の守護聖人である聖ペトロに由来するのだとか。同じく彼に由来するこの教会にも、立派な鍵が展示されていました。
ベトヒャー通り
ベトヒャー通りは中世の街並みを再現した、レンガ造りの建物が素敵な通りです。距離は短いのですが、お土産屋さんやカフェが多いので、一休みしていくのがおすすめです。
ブレーメンの音楽隊グッズが多いので見逃せません!
シュノーア地区
シュノーア地区は、ブレーメン最古の住宅街なのだとか!パステルカラーの小さな家が連なっていて、絵本の世界に迷い込んだかのようです。
ここにもブレーメンの音楽隊グッズがたくさんあります。写真の音楽隊トートバッグ、可愛すぎじゃないですか!?
シュノーア地区に数あるカフェの一つで休んでいたところ、謎のおばさんに「キリストを信じますか?」と尋ねられ、「うーん、キリストの教えは素敵だと思うけど、私は日本人なので仏教徒です^^;」と無難に流したところ、「それはいかん!」と説教され、勝手にキリスト教徒ってことにされてしまいました。やめてーーー
おまけ 偽ブレーメンの音楽隊
『ブレーメンの音楽隊』で有名な都市だけあって、町中いたるところに音楽隊のモニュメントが飾られています。
一番多かったのがこれらの”本を読む音楽隊”パターン。本屋さんの脇に立っていたりしました。広告塔なんですね。ブレーメンの本屋さんでは、各国語の『ブレーメンの音楽隊』を買うことができますよ!
よく見ると、街灯と壁を接続している部分に音楽隊がいます!ちなみにブレーメンから手紙を出すと、音楽隊の消印を押してもらえます。いたるところに音楽隊がいますね。
計算式、遺伝子、風車など、現代的・科学的な模様の音楽隊です。何故この模様なのかは謎です。頭よさそうです。
最後は街角のお店で見つけたこのぬいぐるみの音楽隊を!街で一番キュートでした♡
次は一度ドイツを出て、アムステルダムへと向かいます!