皆さん、ルーヴル美術館に中世の遺構が残っているって知ってましたか!?実は美術館内の建物の歴史を展示しているコーナーにて、ルーヴル宮が中世の要塞だったころの石壁が残っています。絵画・彫刻フロアとは雰囲気がガラリと変わって面白いですよ!
ということで今回は知られざるわくわくスポット、ルーヴル宮の歴史コーナー(Histoire du Louvre)をご紹介します。
ルーヴルの歴史

ルーヴル宮はもともと800年ほど前に、イギリスからパリを守る要塞として建築されました。この頃は防衛以外にも監獄、王族の宝の保管場所としても使われていたそうです。
ルネッサンスの頃になると、ルーヴル宮は王族の住居となりました。アンリ4世の頃、ここに王家や宮廷が所有する芸術作品を保管するようになったそうです。さらにルイ14世がヴェルサイユ宮殿へ引っ越したことで、ルーヴル宮には芸術家が集まるようになり、芸術の世界との繋がりを強くしていきました。1793年に、フランス革命の影響でついにルーヴルは博物館となりました。
ルーヴル要塞跡

シュリー翼の地下一階には、中世のルーヴル要塞の跡が残っています。絵画や彫刻の部屋とは全く異なる雰囲気です。
ルーヴル要塞の中心には、王家の力を誇示する巨大な塔がありました。その巨塔を取り囲んでいたお堀を通って次の部屋へ向かいます。塔を回り込んで進むので次の部屋を目視できず、RPGで暗い洞窟を冒険しているときのようなワクワク感があります。

16世紀に作られた未完成の階段も残っていました。ゲームだったら、ストーリーを進めることで門が開いて宝の部屋に行けるようになりそう。現実では特にどこにもつながっていません。
展示

中世時代のルーヴル宮と王家のつながりを示す展示もありました。こちらはシャルル6世の兜のレプリカです。王家のシンボルである百合の花の模様や、シャルル6世のマークである空飛ぶ鹿のモチーフが刻まれていたそうです。
ルーヴル美術館といえばモナリザやミラノヴィーナスなどを見るのが王道ルートではありますが、みんなと少し違う体験をしたい方は、ぜひ歴史コーナーを訪れてみてくださいね。