モンマルトル美術館!印象派と地域の歩みをまったり学べるスポット

モンマルトル美術館 (Musée de Montmartre)

先日、モンマルトル美術館を訪問しました。あまり人通りの多くない道路にひっそりと建っている施設です。

印象派の作品展示があり、いくつかの作品で描かれた風景を庭から眺めることもできます。印象派に興味のある方にはお勧めのスポットです。

モンマルトル博物館 敷地内MAP

敷地内マップはこちら。広めのお庭をまわりながら展示を楽しめます。
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まずは庭の入り口近くのドアからシアタールームへ入り、シュザンヌ・ヴァラドンの一生を描いた7分半くらいの映像を見ました。映像で1900年前後のフランスの雰囲気が臨場感を持って伝わり、英語の字幕もあり、分かりやすかったです。

シュザンヌは絵画のモデルをしながら、やがては自分も筆をとったモンマルトルゆかりの画家です。この美術館ではシュザンヌの作品やアトリエも見ることができます。

モンマルトル美術館 庭

庭では印象派の作品で描かれた風景を実際に見ることができました。美術館にアトリエが残っているシュザンヌ・ヴァラドンや、敷地内にあったアトリエで『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会 (Bal du moulin de la Galette)』を描いたルノワールゆかりのスポットが多い印象でした。

特に、ルノワールの『ぶらんこ (La Balançoire)』が描かれた場所には、今もぶらんこが設置されています。揺れないように地面に固定されているものの、ぶらんこに乗って記念写真を撮ることもできますよ!私は冬に訪れたので日差しが物足りなかったけれど、春や夏だと絵画みたいに温かい木漏れ日が差したりするのかなぁ。
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庭からはパリ唯一のブドウ畑であるクロ・モンマルトルも垣間見ることができます。毎年10月に開催されるモンマルトルのブドウ収穫祭(Fête des vendanges de Montmartre)にて、ここのブドウから作られたワインを飲めます。いくつもの品種を混ぜているようで、他では味わったことのない、とてもフレッシュで美味しいワインでした。

残念ながら美術館のお土産売り場ではそのワインの取り扱いはないようでした…。それほど広くない畑なので、販売は収穫祭限定なのかもしれません。

美術館

1900年前後のモンマルトルの風景

続いては美術館内へ。1階では、1900年前後のモンマルトルを描いた風景画などが展示されています。写真はアルフレッド・ルノーダン(Alfred Renaudin)による『La Butte Montmartre et l'emplacement de l'avenue Junot, 1910』つまり1910年のモンマルトルの丘の風景(左)と、ジュリアン・パヴィル(Julien Pavil)による『Jardin a Montmartre avant les vignes』つまりブドウ畑の前のモンマルトルの庭を描いた絵(右)です。

草地が広がっていたり、土がむき出しになっていたり、現在と比べるとだいぶのどかな雰囲気です。快晴とまではいかずとも、空は晴れやかで、穏やかで心地のいい空気を感じます。パヴィルの絵の土肌の明るい色彩や、マーカーを引いたような可愛らしいタッチが素敵です。

モンマルトル美術館 2階

2階ではモンマルトルのキャバレーに関する展示がされています。当時のキャバレーでは歌やダンス、影絵などのエンターテインメントを楽しむことができ、芸術家たちも足しげく通っていたようです。

実は途中までキャバレーとキャバクラを混同していたのですが、全くの別物のようでした。印象派の画家の方々を、キャバクラ通いのおじさんと一瞬でも思ってしまいすみません、、、。f:id:riboribo:20251123080430j:image

最後はシュザンヌ・ヴァラドンのアトリエへ。当時の雰囲気がそのままに残る、落ち着いた雰囲気の部屋でした。

施設情報

名称:モンマルトル美術館 (Musée de Montmartre)
住所:12, RUE CORTOT 75018 PARIS
開館時間:毎日10時~18時
入場料:16ユーロ ※25歳以下は割引あり
展示の説明:フランス語と英語の併記が多め
HPMusée de Montmartre - Paris 18e