この三連休を利用して北陸旅行をしております。1日目は福井駅を起点に、恐竜博物館と永平寺を観光したので、その記録です。
今回訪れるまで知らなかったのですが、福井は恐竜の化石の産地として有名なのだそうです。フクイサウルス、フクイラプトル、フクイティタンなど、福井で発掘された固有種もいました。れっきとした学名の中に福井の地名が入っているのです✨
また、福井県には海も山もあるので、お魚も牛も何もかもが美味しかったです!日本酒も美味しいし最高ですね!
福井駅
前述の通り、福井と言えば恐竜なのですが、福井県の恐竜推しはすさまじかったです。恐竜博物館に行かなくても、街に恐竜がたくさんいました。まず、駅構内に入ったら不審な人物がベンチに座っていました。よく見たら、恐竜博士でした。
ちなみにコイツはJR駅構内のみでなく、えちぜん鉄道の福井駅構内、さらには恐竜博物館の入り口にもいました。大量生産されとる。
駅の外には超リアルな恐竜が!!写真ではお伝え出来ないのが残念ですが、コイツらは動きます。しかも、吠えます。リアルすぎます。
作り物とは思えないリアルさ!本当の恐竜が躾けられているんじゃないかと疑いたくなります。
福井駅の外壁には恐竜のトリックアートが描かれていました。フクイラプトル、今にも襲ってきそうです!!
福井県立恐竜博物館
えちぜん鉄道に一時間弱揺られ、終点の勝山駅へと向かいます。えちぜん鉄道駅で、電車代+バス代+博物館代で2,160円のお得なチケットが売られていました。えちぜん鉄道沿線には永平寺などの他の観光スポットもあるので、前述のチケットを買っておけば安く回ることができます。
駅前には二頭の恐竜がいました。フクイサウルスとその赤ちゃんかな?
ここから市バスに乗って15分ほどで博物館につきます。道中、道のわきに何頭か恐竜の像があるので探すと楽しいです。ちなみにバスも恐竜柄。恐竜へのこだわりがすごいです。
バス停近くには現代アートチックな恐竜がいて出迎えてくれます。化石発掘体験コーナーや、恐竜の顔に飛び込める滑り台もあるので、晴れていたらお子様にピッタリかも!
リアルな恐竜たちにまた会えました!特に、一枚目のティーレックスは大きなうなり声をあげるので迫力満点!周りに人だかりができていました。
二枚目では、大きな草食恐竜が小さめの肉食恐竜に狙われています。この近くに、同様の状況を映した映像が上映されていました。一見勝ち目がなさそうに見える小さな恐竜が、激戦の末、お腹のあたりに飛びついてお肉をはぎ取って食べていました。大きければ強いってわけでもないんですね。恐竜恐い…
館内には迫力たっぷりの骨格標本が何十体もありました。骨格の近くに、皮膚なども復元した場合の予想オブジェが置かれているため、実際の姿もイメージしやすいです。
ちなみにこの福井恐竜博物館は世界三大恐竜博物館の一つなのだそうです。日本じゃなくて、世界ですよ!福井すごい。
動くフクイラプトルもいました!福井の名の付く恐竜は数体いますが、肉食のフクイラプトルが一番人気なのだそうです。牙と爪があってカッコいいもんね。
恐竜というと、なんとなく「少年が好きなもの」というイメージが強くて、成人女性が言って楽しめるところなのか不安だったけれど、完全に杞憂でした。今までよりも恐竜のことが好きになったし、少し詳しくなりました。古生代にタイムスリップしてワクワクしたい方は、ぜひ福井の恐竜博物館へ足を伸ばしてみてください!
永平寺
お次はえちぜん鉄道で30分ほど福井方面へ戻り、京福バスに15分ほど揺られて永平寺へ行きました。曹洞宗の大本山だけあって、入り口の時点であまりの広大さにびっくりします。
お寺の中をぐるっと見学することができます。座禅や写経の体験コーナーもありました。
お寺なので決して豪華絢爛ではないものの、細部まで凝っていて、荘厳な美しさをたたえています。写真の部屋では、天井の板一枚一枚に異なる花が描かれています。風流ですね。
中庭をぐるっと周るように見学していきます。
永平寺には修行僧の方がたくさんいて、絶えずどこかから読経の声や鐘の音が聞こえてきました。鐘の音を一つ鳴らすのにも決まりがあるらしく、お坊さんがスッと黒い布を振って、離れた位置のお坊さんに合図を出しているのが印象的でした。とても規律正しい生活をされているようです。
恐竜博物館とは一転して、心落ち着き姿勢を正したくなる、荘厳な場所でした。
ちなみに、バス停から永平寺までの間には写真の通りお茶屋さんやお土産屋さんが並んでいます。バスの待ち時間に小腹を満たすのにもぴったりです。このあたりではゴマ豆腐が有名だそうですよ。普通のお豆腐よりもちもちしていて、ゴマの香りが香ばしくて美味しかったです。
うに蔵
夜は福井駅へ帰り、友人の勧めで「うに蔵」というお店へ行きました。
美味しくて新鮮な海の幸をたくさんいただいてきました!2枚目は汐うにというお料理で、うにを乾燥ワカメもしくは海苔につけて食べます。ウニの風味と潮の香りが口の中に広がり、幸せになりました。
また、11月~12月という短い期間に、限られた場所でしか採れないセイコガニもいただくことができました!カニの身、卵、かにみそと、カニを余すことなく丸ごと食べられる贅沢な一品です。セイコガニは雌なので、産卵前であるこの時期には卵を体内に抱えているそうです。冬の北陸の味覚は最高です!!
福井の美味しいものは、海の幸だけではありません!若狭牛というブランド牛も忘れるわけにはいきません。とろける美味しさをぜひ一度ご賞味ください。
福井の地酒もたくさんいただけて、舌鼓を打ちっぱなしでした。楽しくて美味しい、最高の福井滞在でした!