2月頭から佐賀へ一人旅していました。実は成田から佐賀まで片道一万円弱でLCCが飛んでいるので、意外に交通の便がいいんですよね。佐賀の友人にオススメの街を教えてもらい、佐賀県を満喫できたので、その記録を残しておこうと思います。
佐賀空港について、預けていた荷物を受け取ったら、バスで佐賀駅周辺へ向かいます。のんびり空港を見物してたら「早く乗ってー」と声をかけられてしまいました💦飛行機の発着に合わせてバスが運行されていたっぽいです。知らなかったー、待たせてしまってすみませんm(_ _)m
佐賀市には昼について、翌日には武雄へと向かったのであまり滞在できなかったのですが、もう半日くらいとればよかったと感じています。のどかで素敵な街でした。
佐賀神社
市内中心部にある結構大きめの神社です。幕末に活躍した佐賀の藩主、鍋島直正とかを祀っているらしいです。


怒涛の勢いでおみくじが並べられていました。笑 お守り入りのおみくじもたくさんあったのですが、もはやガシャポンと変わらない気がする。


せっかくなので少し変わったおみくじを引いてみようと思い、女みくじに挑戦してみました。今年の運勢は小吉らしい(*'▽') 「旅行:よくない。控えるべし」と書かれていたのですが、旅行先で言われても困ります…。神社に結んで旅を続けることにしました。
佐賀神社・松原神社周辺の河童
実は佐嘉神社の松原河童社にはカッパが祀られていたようで、それにちなんでなのか、佐賀神社と松原神社を囲むように流れる水路に個性豊かな河童たちがいました。


長女カッパ みどりちゃん 三〇八才
湧水が大好きな女の子のカッパです。きれい好きでここから離れようとはしません。
この日は誰かがお花の帽子をかぶせてくれていたようです。とても可愛らしい女の子のカッパです。
次男カッパ ワンパッ君 三〇三才
橋から出てくる水や清らかな川を泳ぐ魚たちを橋の上によじ登って見ている佐賀の子供たちと同じ気持を持ったカッパです。
今にも橋から川へと飛び込んでしまいそうな、生き生きとした次男カッパです。腕白坊主のような説明文なのに、お歳はずいぶんとおじいちゃんなんですね。


父さんカッパ 三四二才
流木の影から道行く人をこっそり覗いている、まだ人に馴れることができずにいる父さんカッパです。
母さんカッパ 三三八才
母さんは歩道の石の上で気持よさそうにいつもお昼寝です。河童の世界では子供を生むたびに人間に近づくそうです。
のんびりした素敵な夫婦のようです(*'▽')
そして、カッパ家族の中でも一番面白いのが、下記の長男カッパの河太郎なのです。


長男カッパ 河太郎 三一二才
このカッパと握手すればアーチ橋の中央から水が吹き出します。水が出るパワーは長老からの伝授で佐賀の人たちへのお礼の印です。子供たちと大の仲よしです。
握手すると橋から水が吹き出る!!?どういうこと!!?
…と疑問に思って河太郎くんの手を見てみると、センサーらしきものがついていました。手を握ってみると…本当に後ろの橋から勢いよく水が噴射されました!カッパすごい!長老すごい!ちょっと感動です!!子供たちと大の仲良しなのも納得です✨
佐賀城本丸歴史館
佐賀城の本丸御殿を忠実に再現した建物で、「幕末・維新期の佐賀」をテーマに分かりやすい展示を行っているそうです。残念ながらここにたどり着いた時には閉館時間を過ぎていて、今回は外をぐるっと回って見学できたのみでした。入場料無料なので、時間さえあれば中も見学したかったなー。
なお、本丸歴史館への入り口付近に、第10代藩主鍋島直正の像が建っています。恥ずかしながら、私はあまり日本史をまじめに勉強してこなかったので、彼についてここで初めて知りました。でも「鍋島藩」「鍋島直正」という名前は今回の佐賀旅で何度も耳にしたので、佐賀の歴史と切っても切れない人物だということはひしひしと伝わってきました。幕末の動乱の中で民の幸せを願い、軍事力や技術力の進歩に大きく貢献した、人々に愛された名君だったようです。
佐賀バルーンミュージアム
佐賀市では毎年秋にアジア最大級のバルーン大会である「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」を開催しているのだそう。そして、いつでもバルーンを体感できる日本初のミュージアムが佐賀市のど真ん中にありました。
ただ、残念ながら夜になっていたため内部の展示は見られず…。入り口に展示されていた巨大バルーンだけ見て、あまりの大きさに圧倒されて帰りました。館内図によると、上記の写真のように色々な展示がされているみたいです。「バルーンパイロットになろう」「バルーンになって空を飛ぼう」など、面白そうで内容が気になる展示もたくさん!ここも時間があれば行きたかったなー。
佐賀県庁 アート県庁プロジェクト
こちらも今回の旅では足を運べなかったのがすごい悔やまれるスポットです。近年、佐賀の県庁さんが観光にもとても力を入れているそうで、その一環として「アート県庁プロジェクト」を行い、県の展望ホールでプロジェクションマッピング等の展示をしているそうです。「星空のすいぞくかん」というテーマもとてもロマンチック!ホームページを見た限り年中やっているようなので、ぜひ佐賀旅行を計画している方は行ってみてくださいっ!↓
佐賀の珍味
誰もが一度はテレビなどで見たことあるはずのムツゴロウ。実はこの生き物、日本では有明海に生息しているんです。佐賀市は有明海に面していて、ムツゴロウをトレードマークの一つにしているようで、マンホール蓋や街灯の装飾など、街のいたるところでムツゴロウマークを見かけることができました。ちなみに佐賀市ではムツゴロウを食べられるお店もあるようなのですが、残念ながら今回は行けず…。どんな味なのか気になります!
その代わり、わらすぼという不思議生物のてんぷらをいただきました!わらすぼについては以下のまとめサイトを見てもらうのが手っ取り早いはず。グロテスクな見た目からは想像つかないカリカリ爽やかな食感で、非常に美味しかったです。
ワラスボを食べたお店はこちら↓
ちなみに佐賀県には「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」があり、県民は佐賀の日本酒で乾杯することが勧められているらしいです。実際、佐賀の地酒はさっぱりした美味しいものが多かったです。ワラスボやムツゴロウを食べる際には、ぜひ日本酒と合わせてお楽しみください(*'▽')
次は温泉地として有名な武雄へと向かいます!