
先日、サロン・デ・ヴァン(正式名称Salon des vins des vignerons indépendants)を訪問しました。「Vigneron Indépendant」、つまりブドウ栽培、ワイン造り、ワイン販売をすべて自力でこなすワイナリーの展示会です。

広い会場にぎっしりとワイナリーが出展しています。パンフレットの索引を数えたところ、およそ700近くのワイナリーが参加しているようです。
並びはランダムになっており、産地や品種などで分かれてはいません。というのも、このサロンではワイナリー間の平等を重視しているそうです。あえて産地をごちゃまぜにすることで、どこのワイナリーも同じくらい注目されるようにし、訪問者が新しいワインと出会いやすくなることを狙っているとのことです。たしかに産地ごとに分けると、訪問者が集中する有名な村と、閑散としたマイナー産地とで格差が生まれてしまいそうですね…。実際、適当な場所からスタートしてうろうろしていましたが、まだ試したことのなかった産地のワインにも挑戦出来て楽しかったです。
ワイナリーによっては、複数種類のワインを試飲できるところもありました。同じ品種で、普通の畑→グランクリュ(特級の素晴らしい畑✨)の順で試飲すると、グランクリュの香りや味の複雑さに感動できます!とはいえ、味の複雑さ・深さがほどほどの方が飲みやすかったりして、必ずしも高いワインが一番美味しいとは限らないのも面白かったです。高級さが三段階に分かれているワインだと、私は真ん中のランクが一番美味しく飲めることが多いみたい…というのも新しい気づきでした。

会場内にはおつまみの屋台、水飲み場もあり、美味しくお酒を楽しめる環境が整っています。受付にてグラスも一人一つ、無料配布しています。受付で配布しているパンフレットは、最初のほうにワインの楽しみ方(見て→香りを楽しんで→味わう)や、その表現がまとめられています。例えば香りなら、おおまかにフルーツの香り、より細かには柑橘(レモン、ミカン…)や黒いフルーツ(カシス、ブラックベリー、ブルーベリー…)などがあるよね、と。これを見ながらワインを嗅いだら、香りを言語化できてもっと楽しかったかも!
上記、ワインの産地・品種ごとの特徴が分かりやすくてたまに読み返している本なのですが、今回のサロン参加前に読み返しておけばよかったー!フランス中の村からワイナリーが参加しているので、地域ごとの特徴や有名品種をなんとなく押さえておくだけで、楽しさ倍増すると思います。3月にもパリでサロンがあるようなので、その時は復習していくぞー!
