五月中旬、バラが見頃ということで、旧古河庭園へ行ってきました!JR山手線駒込駅から徒歩10分ほどにある、まさに都心のオアシスです。
平日にもかかわらず来場客がたくさん!日当たりがいいので、日傘があればよかった。バラ園は思ったよりコンパクトだったけれど、一つ一つの花の名前やその由来を見ていると、あっという間に時間がたってしまいます。
こちらは「熱情」という名前の日本生まれのバラ。その名にふさわしい深紅の花弁が綺麗です。大輪1輪咲のハイブリットティーローズはやはり美しく、絵になります。いろいろな形のバラの花がありましたが、写真のように花びらが外側にめくれる品種はだいぶ従来のイメージに近い感じがしました。THE・バラって感じがします。
こちらは黄色のハイブリットティーローズ、「ゴールデン・メダイヨン」。「金色のロケットペンダント」という意味だそうです。こんな感じで色とりどりのバラが咲いています。
こちらはドイツ生まれの「シンデレラ」というクライミングローズ。小ぶりで優しいピンク色の花がとても可愛らしいです。先ほどまでの一輪咲のバラよりも、こちらの蔓性のバラのほうが、おとぎ話のような雰囲気をまとっています。
写真左手に伸びているのは、「カクテル」というやはり蔓性のシュラブローズ。地面と垂直に伸びていくタイプもなかなかおしゃれです。お金持ちの庭って感じがします。
こちらは「黄木香」という、原種に近いスピーシーズに分類されるバラです。ご婚約で話題の眞子内親王のお印の花でもあります。このバラが石垣をつたい、びっしりと覆っています。
香りの強いバラもあり、虫さんもさぞお喜びかと思いきや、バラよりは周りの垣根の花に夢中でした。バラはあんまり蜜がないのかな?
洋館のわきにこっそり咲いていたジャーマンアイリスも今が見頃のようです。「アイリス」はギリシャ語で虹を意味する言葉「イリス」を語源としており、その名にふさわしく様々な色合いのアイリスが咲いていました。
旧古河庭園にはバラのイメージしかなかったけれど、その奥にある日本庭園も落ち着いていて素敵でした。バラ園では日差しをもろに受けてしまいますが、こちらの木漏れ日は程よく暖かくていい感じです。
バラフェスティバルは今月いっぱい続きますが、夜のライトアップはこの週末まで!東京都近郊にお住まいの方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。