金沢にはひがし茶屋街・にし茶屋街・主計町茶屋街と、3つの茶屋街があります。金沢滞在は一日だったので、どれか一つに絞ろうと思ったものの、ネットで調べてもいまいち違いが分からず。どうしよう…そうだ、全部回ろう。
ということで、3つの茶屋街を一日でぐるっと制覇してきた記録です。
結論から言えば、観光ではひがし茶屋街が一番おすすめ！範囲が広いし、金箔ソフトクリームなど金沢ならではのグルメも楽しめます。主計町茶屋街も近いので、ついでに寄ってこれます。
しかしにし茶屋街にもオリジナルのかわいいお店がいくつかあって、見逃せません。人に勧めるならひがし茶屋街だけど、一番印象に残っているのはにし茶屋街かも。
ひがし茶屋街
その名の通り、金沢の街の東に位置するのがこちらのひがし茶屋街。三つの茶屋街の中では最もエリアが広く、様々なお店が立ち並んでいます。カフェも多いので、一休みに最適！お土産屋さんもたくさんあり、金箔グッズを中心に様々な金沢ならではの品が売られていました。観光で訪れるなら、まずはひがし茶屋街がおすすめです。
ただ、お店が充実している分、観光客も他の茶屋街より格段に多かったです。特にお昼時のお食事処はどこも観光客でいっぱいでした。のんびり観光を楽しみたいなら、朝のうちに訪れるのがよいかもしれません。
「箔一」というお店では、写真の通りの金箔ソフトクリームが買えます！お値段は８９１円（はくいち円）…ちょっとお高めですが、ここでしか食べられない代物なので、それだけの価値はあります。
金箔ってどんな味がするのか気になりませんか？とても気になったので、金箔だけそっと味わってみたところ、金属の味がしました。小学生の頃、転んで傷口の血を舐めたときのような、電池のヘリを確かめるために電極をペロッと舐めたときのような、そんな味です。金属って独特の味がしますよね。
食レポとしてどうなんだ、って感じの喩えになってしまいましたが、ソフトクリームと一緒に食べれば普通に美味しいしゴージャスです。旅の思い出にピッタリです！
なお、お店には金箔パックもありました。1枚およそ5,000円とお値段が高すぎて手が出ませんでしたが、いつかお金持ちになったら一度くらい試してみたいです。
そのあとは「宗友」というお茶屋さんにて一服していました。お茶の先生による入れたてのお抹茶を、自分で選んだお好みの茶器で飲むことができます。シャカシャカとリズミカルにお茶をたてる先生の手つきはお見事でした！ギザギザにかきまぜて、たっぷり泡を立てると美味しいお茶になるそうです。美味しそうなお茶を目前にして食欲に負けたので、お茶の写真はありません。笑
主計町茶屋街
ひがし茶屋街のすぐそばに位置するのが、写真の「主計町（かずえまち）茶屋街」です。川沿いに料亭が立ち並び、古き良き日本を感じさせます。
カフェが二軒ほどあったものの、のぞき見した限りではあまりお客さんが入っていないようで、正直少し入り辛かった感はあります。入ってみたら平気かもしれないけれど、チキってしまいました。お土産屋さんはなく、”料亭街”でした。
でもでも、夜の風景が一番きれいだったのは間違いなく主計町茶屋街です！料亭街にぽつぽつと明かりが灯っている様子も素敵でしたし、ライトアップされた中の橋もとても綺麗でした！ぜひ、夕暮れ時～夜にかけて、川沿いをお散歩してみてほしいです。
にし茶屋街
最後は少し離れたにし茶屋街へ！こじんまりとしていながらも、個性的で可愛らしいお土産屋さんが多かった印象です。写真手前の「らくがんや」もその一つ。金沢の観光名所をイメージした落雁を買えますよ！
「真田紐」という、縦糸と横糸をしっかりと組み合わせたお洒落な紐を販売しているお店もありました。あの真田幸村が高品質な紐を作っていたことから、その名がついたそうです。硬くて丈夫なことから縁起がいいとされて、合格祈念や縁結びのお守り紐も売られていました。身近に受験生や片想いをしている人がいたら、お土産に買ってあげたくなりますね。
茶屋街の端には甘納豆屋さんもありました。フランスの豆スイーツ×金沢の豆スイーツという、新しい組み合わせのお土産も売っていました。パッケージも可愛らしく、女性へのお土産にはうってつけかと思います。
裏には食べ歩き用のお店があり、私は「あんミルク」をいただきました。名前の通り、ホットミルクの中にあんことも中が入っています。ほんのり甘く、温かく、冬の観光のお供に最適でした。他にもおいしそうな最中も売っていたので、小腹がすいたらぜひ寄ってみてください。
12月も有給とって遊びに行くぞ～！！
