フェリー出航、コルサコフへ

フェリーでコルサコフへ

一日稚内観光をした翌日は、フェリーで樺太のコルサコフへと向かいました!

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稚内フェリーターミナル

フェリーターミナルはこんな感じです。予想よりこじんまりとしていました。建物内で日本円をロシアルーブルに両替できます。

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ペンギン32

さらさらっと出国手続きしたあとは、「ペンギン32」というフェリーに乗って稚内を後にしました。船内には仮眠スペースもあって、予想より快適でした。

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オホーツク海

この後、海を眺めていたら船員さんに話しかけられ、仲良くなり、操縦室にあげてもらえました。このフェリーはシンガポールの会社が運営しているもので、船員さんたちはインドネシア出身だそうです。一夫多妻の方もいて、文化の違いにびっくりしました。ロシア人のマネージャーも一人いました。船の名前でもある「ペンギン」は漢字では「人鳥」であるという知見を得ました。

女性で一人旅をしていると、性犯罪や暴力沙汰やら怖いものも多いですが、親しみもって話しかけてくれる人もいるので、ハイリスクハイリターンなのかなあ、と思っています。今のところ犯罪に巻き込まれることもなく、素敵な一期一会に恵まれてばかりなので、幸せなことですね。

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オホーツク海

樺太は稚内からも眼で見えていたのですぐ着くだろうと思いきや、4時間ほどかかりました。というのも、稚内から見えていたのは樺太の南端でしかなく、ゴールであるコルサコフはもう少し北にあるためです。そのため、しばらく樺太の山々に沿って進んでいくことになります。

樺太の街は日本統治時代と、ロシア統治時代で大きく変貌を遂げたけれど、山と海は変わりなくあり続けていたのだろうと思います。旅をしていて、圧倒的な自然を前にして、自分をどうしようもなくちっぽけに感じる瞬間が大好きです。

次回はサハリン州都、ユジノサハリンスクを観光します。