呼子観光!食べて飲んで乗ってイカ三昧!

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呼子

佐賀旅行最終日は唐津からバスで呼子へと行ってきました。イカなどの海の幸がとにかくおいしく、七ツ釜の自然風景や名護屋城という歴史的建造物も楽しめる、盛りだくさんの町でした!

【呼子朝市】新鮮な海の幸をその場でいただきます♪

まずはバス停すぐ近くの呼子朝市通りへ!200メートルほど続くこの通りに、数十もの露店が並んでいます。

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呼子朝市通り入り口。おばあちゃんたちの写真を上げていいのか分からなかったので、入り口だけ…。

通りに入ると、アジの干物や以下の一夜干しなどを売っている露店がたくさん立ち並んでいます。たくさんの売り子さんたちが「よかですか~(いかがですか)」と声をかけてくださる中、かなりご高齢のおばあちゃんが呼子初心者の私にアドバイスしてくれました。(気さくなおばあちゃんたちとの会話も、呼子観光の醍醐味の一つなのです✨)

「店ごとに干物の味は違うから、即決しちゃダメ。三カ所で味見をしてから買いなさい。」

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イカの一夜干し

呼子の朝市では多くのお店が試食を用意してくれています。おばあちゃんのアドバイスに従って味見をしてみると、たしかに甘めの味付けのお店、しょっぱめのお店など、お店によって味付けは千差万別!味見しながら朝一見学を楽しみたいですね♪

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イカ漁船

いろんなお店の中、一番印象に残っているのはウニ売りのおばあちゃんです。一匹200~300円で、旦那さんが朝採ってきたウニの殻をその場で割って食べさせてくれるのです!新鮮なウニはとってもまろやかで、どことなく磯のにおいが残っていて、本当に美味しかったです!見かけたらぜひぜひ試してみてください!

【七ツ釜】イカ丸に乗ってGO!

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イカ丸

呼子朝市通りの近く、マリンパル呼子から写真の「イカ丸」に乗って七ツ釜へと向かいます!写真の船の右奥の方に目とゲソがついているのが見えるでしょうか。さすが「イカの町」とも呼ばれる呼子だけあって、イカをモデルに遊覧船をデザインしたようです。

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七ツ釜

こちらが七ツ釜です!七つのかまどのごとく、七つの洞窟が並んでいます。自然の力だけでこの光景ができたというのですから、何とも不思議です。

なお、七ツ釜の近くではデッキが解放されるため、窓ガラス越しではなく自分の眼で直接七ツ釜を鑑賞することができます。

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七ツ釜

近くで見るとこんな感じ!押し出されたところてんのようになっているのは、マグマが冷却されてできた地形だからだそうです。ほんとに自然って不思議!

また、右の写真の通り、一番左の洞窟は向こう側まで貫通していて、ごく小さい船でなら通り抜けることも不可能ではないそうです!今にも冒険が始まりそうな、ワクワクする景観でした♪

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七ツ釜への道中

ところで七ツ釜へと向かう途中、岩のくぼみで釣りをしている人を発見しました。

くぼみにジャストフィットしています( ゚Д゚)!!

どうしてこんな場所を選んだのか、どうやってこのくぼみに登ったのかなど、疑問がつきません…。たくさんお魚釣れたかな?

【河太郎】イカの活け造り!

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河太郎

 呼子といえばイカ!せっかく行くからには、美味しいイカの活け造りをいただきたい!ということで、事前に佐賀在住の友人や、唐津の居酒屋で近くの席にいた地元の方に、おすすめのお店をリサーチしていました。その結果、双方ともオススメは「河太郎」とのこと!老若男女問わず人気なお店のようです。

 

河太郎のお店は呼子の先の方にあり、バス停や朝市通りからも十分歩いて行けるのですが、ちょっと遠い印象は否めません。車があればベストですが、徒歩でもお腹を空かせてより美味しくイカを食べるためだと思って頑張りましょう!

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イカの活け造り定食

実際にイカの活け造り定食を頼むとこんな感じ!!直前までいけすの中を泳ぎまわっていたイカはやっぱりとても新鮮で、綺麗に透き通っています。寿司屋とかでも白くなったイカしか見たことがなかったので、イカって透明なんだってことがめちゃめちゃ衝撃でした。味も最高、食感もぷりっぷりで、無限に食べられちゃいそうでした♪

イカの頭?の部分を食べた後、ゲソはてんぷらにしていただきます。こちらもサクサクでとっても美味しかったです!イカを隅から隅まで堪能できました!

【名護屋城】歴史ロマンに思いを馳せる

佐賀県の呼子に「なごや城」があるのを知っていましたか?もちろん「名古屋城」ではありません。秀吉が朝鮮出兵の拠点とした幻の城、「名護屋城」が呼子のすぐ近くにあるのです。呼子朝市のおばちゃんによる激推しスポットでもあります。バスセンターから乗り合いバスで10分ほどで着きます。歩いていくのも不可能ではありませんが、オススメはしません(めちゃ疲れた)。

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名護屋城博物館

博物館では「日本列島と朝鮮半島の交流史」をテーマにした展示を見られます。「朝鮮通信使」「秀吉の朝鮮出兵」辺りは学校で習った記憶があったのですが、ここではまさかの旧石器時代辺りから展示がされていました。意外と、東京と佐賀よりも韓国と佐賀の方が近かったりするんですよね。そんな昔から海を越えた繋がりがあったことには素直に驚きです。あとリアルな亀甲船も初めて見ました。亀こわい。

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名護屋城

そして名護屋城はこちら!…といっても、今ではもう石の礎しか残されていません。秀吉の時代にはここに「お城」と言われて想像するような建物が建っていたそうです。

しかし!!!現代にはVRという技術があります!なんと、博物館でタブレットを借りて、画面越しに往時の様子を見ることができるのです!!私の視点に合わせてタブレットにうつる光景も変わるので、臨場感は抜群です。最新の技術ってすごい!!その一方で、画面には立派なお城が映っているからこそ、土台しか残っていない現在の姿に儚さも感じてしまいました。

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名護屋城

名護屋城の天守閣があった場所からは広大な海を眺めることができます。秀吉もここから広大な海を眺め、大陸への夢を抱いたのでしょうか。秀吉の夢に思いを馳せると、空と海の雄大な光景との相乗効果でロマンを一杯に感じるのも事実です。

でも、博物館の展示にあった「朝鮮出兵では武功の証として、朝鮮の人々の鼻を削いで持ち帰った」というような文章を思い出すと、ロマン感じちゃったのを申し訳なく思ってしまうのもまた事実。いくら今とは時代が違うといっても、鼻削ぎなどの残虐な行為につながる戦争を仕掛けた秀吉が朝鮮の人々から恨まれるのも仕方ないことだと感じてしまいました。

これからの時代は、日本も韓国も、今は大変だけどいつかは北朝鮮(国がどうなるかはともかくとして、そこに住んでいる人たち)も、手を取り合って平和に歩んでいけたらいいですね。

【イカスミサイダー】意外と美味しい!

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イカスミサイダー

呼子の「萬坊」というお店で気になるドリンクを見つけたので飲んでみました!それがこちらの「イカスミサイダー」。しっかりイカスミが入っていて、濃い黒色をしています。

どんな味がするのかと恐る恐る飲んでみましたが、意外と普通に美味しかったです!さっぱりした味で、ほんのりとイカスミの風味が舌に残ります。お友達などにユニークなお土産を買いたい方は、ぜひ検討してみてください✨